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Fiat 850は、1950年代から1970年代にかけてイタリアの自動車メーカーであるフィアットが生産した小型車です。この車は、Fiat 600の後継車種として登場し、より小型・軽量・スポーティなデザインを採用しました。
Fiat 850は、2ドアクーペ、2ドアスパイダー、4ドアセダン、5ドアステーションワゴンといった多様なボディスタイルを持っており、エンジンは、初期モデルでは843cc直列4気筒エンジンを搭載し、後には903ccエンジンも登場しました。最大出力は40〜52馬力で、5速マニュアルトランスミッションが採用されています。
Fiat 850は、小型でありながら実用性とスポーティな走行性能を両立していたことから、多くのファンを獲得し、現在でも古典的なスポーツカーとして高い評価を得ており、多くのコレクターによって愛されています。
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