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1948年、ディフェンダーの原型である「シリーズI」が誕生しました。ここからランドローバーの歴史も共にスタートします。シリーズIから始まり、シリーズII、シリーズIIIと数を重ね、1983年にはホイールベースの長さを表示した「ランドローバー90/110/127」が登場しました。
当時、ランドローバーのラインナップは1970年登場のレンジローバーのみでしたが、1989年にディスカバリーが発表され、1990年、ランドローバー90/110/127の面影を残して新たに「ディフェンダー」が登場します。シリーズIからその面影は最終モデルまで残り続け、頑丈なラダーフレーム、アルミ合金の外板、前後リジッドサスペンションの基本構造もシリーズIから変わりません。理由として、乗用車だけでなく、軍用車やワークホース的存在として様々な仕事で使われることが挙げられます。それに比べ、レンジローバーやディスカバリーモデルチェンジのたびに大きく進化しました。
ディフェンダー90は1997〜1998年にV8エンジン+AT仕様で1050台限定で販売されました。ディフェンダー110は2002〜2004年にディーゼルエンジン+MT仕様で販売されましたが、ディーゼル規制によって販売が終了してしまいます。最新型は4WDで副変速機付きMTのみの6速仕様となっており、エンジンはフォードとPSA共同開発の2.2L直4ターボディーゼルを使用しています。しかし残念ながら、ランドローバーは2015年にディフェンダーの生産終了を発表しており、現在日本国内の正規ディーラーではディフェンダーは販売されていません。それでも、ランドローバーのアイコン的存在であるディフェンダーはこれからも多くの人々に愛され続けるでしょう。
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