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P1900には、当時のVolvoの定番モデルであるPV444から流用された1.4リッター直列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力は約70馬力でした。このエンジンにより、スポーツカーとしての基本的な性能は備えていたものの、走行性能や仕上がりの面で競合車に比べて劣る部分がありました。
製造当初、P1900は革新的なデザインと素材で注目されましたが、試作車を試乗したVolvoの経営者が品質に不満を抱き、量産が中止されることとなりました。結果として、P1900の生産はわずか68台に留まり、商業的には成功しませんでした。
しかし、このモデルはVolvoの歴史において重要な役割を果たしており、後に発売されたより成功を収めたスポーツカー、特にP1800の開発に影響を与えました。現在では、非常に希少であることから、クラシックカー愛好家にとって貴重なコレクターズアイテムとなっています。
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