ABARTH
Abarth 1000TC
外観はスポーティでありながらも洗練されたデザインで、流線型のボディとダイナミックなラインが特徴です。ボンネットにはエアインテークがあり、パフォーマンスを向上させるための空気の取り込みを行っています。また、サイドにはアバルトのロゴが入り、その高性能性を象徴しています。
Abarth 124 Spider
正式名称はAbarth 124 Spider、コンバーチブルタイプでコンパクトなのに豪快な走りを見せてくれます。アバルト社のエンジニアが情熱を降り注いで作り上げた124 Spiderはその素晴らしいデザイン性も兼ね一つの芸術品といっても過言ではないでしょう。
Abarth 595
最高出力145ps、最大トルク180Nmの1.4L直列4気筒DOHC16バルブインタークーラー付ターボガソリンエンジンをパワーユニットに搭載しており、アバルトならではのアグレッシブで力強い走りを体験できます。
Abarth 595の歴史
1963年に初代発売された「フィアット500」は、そのコンパクトさと可愛らしい見た目から現在でも多くの人から愛されているモデルの一つです。そんな小柄なフィアット500に強力なエンジンを搭載し、走行性能を追い求めてチューニングされたのが「アバルト500」です。
Abarth 850TC
この車は、フィアット600をベースに改造され、エンジンの排気量が600ccから847ccに拡大されました。これにより、出力が大幅に向上し、よりスポーティな走行性能を実現しました。850TCは、その俊敏なハンドリングと軽快な加速力により、特にツーリングカーレースで優れた成績を収めました。
Abarth CISITALIA 202
チシタリア202はイタリアの自動車デザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロによってデザインされ、Fiat 1100をベースにしています。小型で軽量なボディと、高性能なエンジンを搭載しており、最初のモデルは、1.0リットルのエンジンを搭載していました。後に1.3リットルのエンジンも登場し、これらのエンジンは、高回転数で最大出力を発揮し、素晴らしい走行性能を実現したのです。
Abarth Engine
今回ご紹介するのは「ABARTH 500」に使われているエンジン。1.4L直列4気筒ツインタークーラー付ターボエンジンただ一つのみのラインナップになっています。「FIAT 500」に使われている2種類のエンジンとはベースから違うのです。
Abarth F595
アバルト「F595」は、日本で過去に限定発売されたスポーティチューンモデル「595ピスタ」の後継車になります。トランスミッションは5速MTのみ、パワートレインはアバルトがエンジンサプライヤーとして『フォーミュラ4』にも供給している1.4L四気筒ターボエンジンを搭載し、従来の「595」モデルに比べて20psアップの最高出力165psを発生します。変速比がワイドなため、発進のしやすさと加速性に長けており、クルージング性能にも配慮しています。
Abarth Pulse
同車は、FIATの南米市場向け新型コンパクトSUVの『パルス』をベースに高性能化を図ったモデルであり、アバルト・パルスには、ブラックアウトされた専用ハニカムグリル、フロントバンパーの赤いアクセント、ボディサイドのアバルトのデカール、リアのアバルトエンブレムなどが採用されています。
Abarthの歴史
1949年、カルロ・アバルトは、「Abarth&C.」を設立します。彼は、それまでにも何度か起業をするも様々な理由から途中で諦めなければなりませんでした。そんな中、エンジニアとして勤めていたチシタリア社の財政が破綻してしまいます。そんな中、カルロ・アバルト「Abarth&C.」を設立しました。
1950年代、会社は急成長を遂げます。カルロ・アバルトの情熱は冷めることなく、レースでの勝利やチューニングキットの売り上げ増加など常に進化していきました。そして、アバルトブランドは世界へ広がっていきました。
Torino, Italy
トリノはイタリアのピエモンテ州にある都市で、人口は約86万人です。都市圏の人口は約170万人にもなり、ミラノに次ぐイタリア第二の工業都市です。気候は比較的温暖で、日本に似ています。また、街の紋章として雄牛が使われていますが、トリノというイタリア語が「小さな雄牛」を連想させることからきていると言われています。
イタリア, Italy
イタリアはヨーロッパの南に位置する国で、その歴史はなんと紀元前まで遡ります。あの有名なローマ帝国は、ここイタリアの地で栄えていました。古代から続く長い歴史と伝統が町中から感じられ、古代にタイムスリップしているような感覚を得られます。
エンブレムの歴史
1949年、カルロ・アバルトが「Abarth & C.」社を設立したと共にサソリのエンブレムは誕生しました。少しずつ形を変えながら現在まで様々な変化を遂げたサソリのロゴですが、実は創始者のカルロ・アバルトがさそり座だったことに由来しています。
サソリエンブレム黄金の10年
この時期のアバルトは、単なるブランド名以上のものとなり、速さや強さを表現する言葉として日常生活に取り入れられました。例えば、「アバルト ウサギ」や「アバルト コーヒー」といった表現が流行語となり、人々の心に強く刻み込まれました。